なぞなぞ とは

意味・語源・由来

なぞなぞとは、言葉の裏に予想外の意味を持つ質問をし、その意味を当てる遊び。遠回しにそれとなくわからせるように言うこと。

平安中期の『枕草子』には、左右に分かれて謎を出す「なぞなぞあはせ」という遊戯があったことが残されている。
中世以降には、単に「なぞ」とも言うようになり、室町時代には「なぞだて」など謎を集めた本も多い。

なぞなぞの語源となる「謎」は、正体などが不明なものをさす代名詞「何(なに)」に、助詞の「ぞ」がついた「なにぞ」という連語である。

「なにぞ」を音便化した「なんぞ」という語形も早くから生まれており、「ん」を表記しない例も見られる。
出典:語源由来辞典

とんちを利かせる

なぞなぞ(謎謎、なぞ)は、問いかけに対して、とんちを利かせた答えを要求する言葉遊びを用いたクイズである。

ただし普通のクイズとは違って正解は事実に基づくものではなく、言葉の意味をこじつけた駄洒落・洒落が多い。

韻を踏んでいたり、何かに見立てられたりする。

転じて、言葉によって婉曲的にわからせる事についてもなぞなぞという。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ひねりを使っている

なぞなぞはクイズとも似ているが、クイズは問答式のものをすべて含むのに対し、なぞなぞは「頓智」のような理屈、ひねりを使っているものが多い。

単純に知識だけをストレートに尋ねている場合はなぞなぞとは呼ばれないことが多い。
出典:ニコニコ大辞典

それとなく悟らせる

《「何(な)ぞ何(な)ぞ」の意から》
1 とんちが必要な問題を出し、相手に答えさせるクイズ、言葉遊び。
2 ⇒謎掛け
3 遠回しに言うこと。それとなくさとらせること。また、その言葉。
出典:小学館デジタル大辞典

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